渋谷で開催されている「デュフィ展」を見に行きました。
デュフィは随分前、
やはり同じ美術館で展覧会が開催されていて その当時、作品を見て以来、好きになった画家の一人です。
それなので今回、とても楽しみにしていました。
会場は明るい色彩で彩られ、
のびのびとしたラインで描かれた作品で一杯でした。
版画や壺などの作品も展示されていました。
背当てや、クッションに
デュフィの絵が織り込まれた椅子もあり、
こんな椅子が部屋にあったらどんなに素敵だろう・・・
と思ってしまいました。
絵画の多くは、
デュフィの特徴とされる「ブルー」の色で描かれています。
海や空を、華やぎのある
明るいブルーの色彩で描いた作品です。
解説によると、デュフィの作品にブルーの色が多いのは、
海に近い地域や南仏で暮らした影響の他に
デュフィは「ブルー:青」という色が、
色褪せしにくく、
時が経過しても、絵を見る人に訴えかける色、
というように感じていたからだそうです。
今の季節は、梅雨のどんよりした曇り空ばかりの天気なので、
デュフイが描く明るい空の色や深く青い海の色を
目にすることが出来て、
今日は、爽快な気分に浸ることが出来ました。
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