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 Diary

  
  
2016年5月5日(木) 
端午の節句

五月の風に煽られて、悠々と空を泳ぐ鯉のぼりは、
最近では住宅事情もあるせいか
目にすることが少なくなってしまいました・・・。


子供の頃、仲の良かった友達には弟がいて、
節句の時期に家に遊びに行くと
庭には鯉のぼりがを立てられて
床の間には菖蒲を飾り、
鯉が滝を登る様子が描かれた
墨絵の掛け軸が掛けられていました。

鯉が竜門の滝を登って、
竜になるという伝説を教えてくれたのは、
友達のお母さんでした。

五月人形や鎧兜も飾られていて、
赤い毛せんの敷布に飾られる、雅やかな雛人形とは違う
勇ましく凛々しい雰囲気が、
男の子の節句らしさを感じさせました。


武士というと、
伯母や叔父の影響から、源平の歴史を知る機会があり、
大人になってからは端午の節句に飾られる鎧兜を見ると
当時の武士達を思い浮かべてしまいます。

滋賀県の叔父は、能面を彫っていたので
能の演目には、源平の戦いを描いた平家物語を
題材にしたものが、
多くあるということを知りました。


平家物語には、
勇敢で、人間味があり、個性的で魅力的な
沢山の武士たちが登場します。

琵琶の弾き語りによる
平家物語を観たことがありますが、
ドラマティックな演奏と語りに引き込まれて
圧倒されそうな迫力でした。


日本の過去の時代を築いてきた人々の気持ちや願い。
そのような思いが、
現在にも繋がって私達が存在していると考えると
歴史や伝統は、大切なものだと感じてきます。

そのようなことを考えた今日は、
いつもの端午の節句と同じように
今年も柏餅を食べて、
菖蒲を入れたお風呂にゆったりと浸かりました・・・。


 




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